To See a World in a Grain of Sand...(William Blake)

Welcome.This is my glass beads art show. Please have a look and enjoy!
これから、自分で作ったビーズ作品の写真を載せてみようと思っています。楽しんでもらえると嬉しいです。
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています


- | -
モサンの花 (アラン・ガーナー著 『ゴムラスの月』より)
  
  今日は、A. ガーナー著 『ゴムラスの月』(1963年)より、一場面をご紹介します。

 「ほらっ!あれがきこえませんか?」
 「夜のものおとがきこえますよ―それだけです。」
 「ほらっ!美しい音だ―だれかが呼んでいるような、そして氷の鈴がなっているような!
  あっ、あそこ!あの小道だ!」
 
 とつぜん、森じゅうに、爛咫璽灰鵝閉諭法匹両絨賁未法△△錣じの線が走り、銀色の色の網となり、その一つ一つがきらきらと輝き、ゆらいだ。

    

 「走るんです」とアサカーがいった―「ぐすぐずしてちゃいけません!」
 「でも、どっちへ?」とコリンが大声でいった―「道は左と右の両方へどこまでも続いていますよ!」
 「東のほうへ走るんです!山のほうへ!いそいで!月がそれると道はなくなってしまうのです。さあ、走れ!走れ!そうすれば幸運がきみについていきます!」
          
 
 コリンは丘を飛ぶようにかけおりた。かれの両足には銀色の翼がついていた。周囲の木々もぼんやりとかすむくらいにつっ走った。

    

 走れ、走れ、走れ、走れ、もっと速く、もっと速くと、小道はコリンを引っぱった。
 …そしてあの氷の鈴も美しい音も人声もすべてかれと一体となり、“古い魔法”は地の底から、澄みきった夜空の洞穴から、かれに向かって歌いかけた。

     

  


かれは目をひらいた―見るとじぶんの頬のすぐそばで、あらい砂岩が月の光に灰色に光っていた。岩をつかんでいるかれの指のあいだには、五角形の丸まった葉がのぞき、手のくぼみの下にはかすかに月の光がさしていた。
 アラン・ガーナー作、久納泰之訳『ゴムラスの月』(評論社、1981年)より。

 

         

 

 邪悪な魔法によってさらわれた妹の魂を取り戻すため、その地に古くから伝わる伝説の薬草、「モサンの花」を求めて、少年コリンが月光に照らされた幻の小道を駆け抜ける場面。
 その五角形の花が放つ不思議な光をイメージしてみました。材料はすべてスワロフスキーのクリスタル・ガラスです。

       

 
 


 

  

Winter | -
スポンサーサイト

- | -
CALENDAR
S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>
NEW ENTRY
PROFILE

CATEGORY

COMMENT

ARCHIVES

LINK

OTHER
qrcode
  • Admin
  • RSS1.0
  • Atom0.3
  • photo by Satie
  • design by Tea
  • (C) 2017 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.